佐藤歯科医院、院長ご挨拶

ご挨拶

院長：佐藤英継
（歯学博士）

当歯科医院は、一般歯科、歯科口腔外科、審美・美容歯科、予防歯科と幅広く対応し、上板橋にて患者様とのコミュニケーションを大切に地域医療に携わってまいりました。

歯科が苦手な方にも安心して治療を受けて頂けるよう、笑気麻酔による精神鎮静鎮痛法（無痛治療）や電動式麻酔注射器、表面麻酔を導入しております。

その他、歯科インプラント治療 （35年以上の経験）、歯の色を白くするホワイトニング治療（医院用、家庭用）、歯科レーザー治療（メスを使わず、切開や、知覚過敏症の治療、治癒の促進などが行えます。）、睡眠時無呼吸症候群の治療、顎関節症の治療等も行っております。

歯やお口の病気・診療・治療に関しまして、少しでも気になる事・不安・心配・疑問等ございましたら何なりとご質問・ご相談下さい。できるだけ分かりやすく、丁寧にご説明しております。

また、インプラントのスペシャリストではありますが、あくまでインプラント治療は第二の選択で、ご自分の歯で末永く咬んで頂く事を前提に歯科医師として励んでおります。

院長プロフィール

日本歯科大学卒業
日本歯科医師会正会員
東京都歯科医師会会員
板橋区歯科医師会会員

資格

ITI インプラント認定医
ストローマンインプラント member
Nobel Biocare インプラント Nobel Smile メンバー
Natural White 認定医
３M　Direct Crown 認定医
日本口腔インプラント学会会員
日本歯周病学会会員
日本歯内療法学会会員
無痛デンチャークラブ 認定医

完全予約診療制

当歯科医院は、完全予約診療制です。毎回の診療内容に合せ時間を取るようにしています。１日の不特定多数の診療は受け付けておりませんので、お電話にて、ご予約をお願い致します。

完全予約制により、患者様にお待たせしない、正確な診断と確実な治療、また院内での患者様同士のインフルエンザなどの感染、時間に迫られた短時間の治療等を回避し、症例に応じた安全、疼痛の少ない治療、長期保存を考慮した歯科診療そして十分な説明を目指しておりますので、どうか完全予約診療にご協力下さい。

欧米では当然の完全予約診療は、現在の日本歯科診療ではコスト的に非常に難しい物となっておりますが、それ故に、保険診療においても、第一選択が抜歯ではなく、長期的保存の出来る根管治療（歯科診療において最も難しく時間を要する仕事です）を施術する事に努力しております。

完全予約診療には患者様の協力が必要です。予約時間を持ってくださるようお願いします。

院長の独り言

毎日のようにテレビ、雑誌、新聞で報道される歯科治療のトラブル。なぜこんな歯科医療になってしまったのか、はっきりとその原因はわかりませんが、考えられるのは、新技術の取り違え、使い間違え、多数の新器材の導入による多額のローンの支払い、そして医師としてのモラルの欠如が有るのでは無いかと私は心配しています。

技術の革新を単なる時間の短縮と利益の向上としか捉えず、根本が治療の成功にあることをもう一度考えて欲しい。そう考えるのは先輩歯科医師の戯言と言われてしまうかもしれませんが。

最近、多くなった治療は、歯の再治療です。他院での治療が直らない、調子が悪い、痛みが止まらないなど様々な問題を抱えた患者さんが、いらっしゃる機会が多くなりました。勿論、当院での何十年も前の昔の治療もその一部です。歯科医として、できるだけの対応を心掛けていますが再治療は、１００％、完治することは難しいのが歯の治療です。でも最初からあきらめるのは嫌いな性格なので、頑張って保存の方向に治療を進めています。

またインプラントの相談も増えました。特に当院で治療した患者さんが、ご友人やご家族から聞かれるケースもあり、その方のインプラントが数年で抜けたが、あなたのインプラントは大丈夫かと質問され、今まで何も問題がない当院の患者さんは困惑するそうです。

インプラントが飛び出ている、インプラントの周囲が腫れている、入れたばかりのインプラントが動いているなど、様々な問題が出て来ているようですが、当院ではそのような症状は出ないので、何とも説明に困るところです。

当院のインプラントは、スイス、スェ―デンなど、欧米のインプラントしか使いません。その理由は臨床経験や研究期間が５０年以上あり、現地では４０年以上使えているインプラントもありますし、個々のインプラントに保証もついています。また、先進国でも進んで使われており、その信用度は勿論のこと、臨床的に当院でのインプラントも長いもので２０数年以上機能してくれています。

一方、臨床が数年のインプラントが何年も先の事は予測であり、まだ数十年後の結果は誰も見ていないのが現実です。それどころか上記のような問題が増えてきており、私は患者さんに何年もつのですかと聞かれたら、嘘は嫌いなので、１０年以上は大丈夫、２０年以上の方もいらっしゃいますよと説明しています。勿論、定期的な点検とお掃除は必要不可欠ですが。

痛い思いをするのは私たちではなく、患者さんです。皆さんが安心して末長く美味しいものを食べられるように、そして、無駄なお金を使わないで済むように、頑張っていく所存です。